白夜行

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TUhjnbcbe - 2021/3/16 17:22:00
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  《恶意》是日本作家东野圭吾的悬疑小说。被媒体和读者列为东野圭吾的巅峰之作,与《白夜行》同享光辉与荣耀,这两部作品恰似两生花。《白夜行》为了爱粉身碎骨,《恶意》因为恨万劫不复。

编辑

ミアオ·主播

波波

「これはワープロ専せん用よう機きですね」

“这是专门处理文稿的打字机?”

「そうだよ」

“是啊。”

「日高ひだかさんの部屋へやにあったのはパソコンでしたね」 

“日高先生家装的可是电脑呢。”

「彼かれは好奇心旺盛こうきしんおうせいだから」と私わたしはいった。「パソコン通つう信しんだとか、ゲームだとか、いろいろとやりたいことがあるみたいだった」

“因为他喜欢尝鲜嘛!”我说,“上网发送信件啦、玩线上游戏啦,他好像用它做很多事情。”

「野々口先生ののぐちせんせいはパソコンをお使つかいにならないんですか」

“野野口老师您不用电脑吗?”

「僕ぼくはこれで充分じゅうぶんだな」

“我有这个就够了。”

「原稿げんこうはいつも取とりに来きてもらうんですか、出版社しゅっぱんしゃの人ひとに」

“是因为稿子都会有人来拿吗?出版社的人?”

「いや、大抵たいていファックスを使つかうよ。そこにあるだろう」部屋へやの隅すみに置おいてあるファックス機きを指さしていった。電話回線でんわかいせんは一本いちほんなので、それにコードレス電でん話わの親機おやきを繋つないである。

“不,大部分时候我都用传真,在那儿不是?”我指向屋内一角的传真机。因为共用一支电话线,所以旁边还接了无线电话的主机。

「でも昨日きのうは取とりに来きてもらったんですね」加賀刑事かがけいじが顔かおを上あげていった。心こころなしか、彼かれの目めの奥おくに意味いみあり気きな光ひかりが宿やどったようだ。

“不过出版社的人昨天过来取稿了。”加贺刑警抬起头说,是无心的吗?我总觉得他的眼底藏着另一层深意。

犯人はんにんは顔見知かおみしり——程ほど彼かれのいった言葉ことばが思おもい出だされた。
  

是认识的人做的——我不禁想起他刚刚说过的话。

「直接ちょくせつ会あって、打うち合あわせしたいことがいろいろとあったから、昨日きのうは特別とくべつに来きてもらったんだ」

“我们有很多事情得直接面对面谈,昨天他是特地过来的。”

私わたしの答こたえに彼かれは黙だまって頷うなずいていただけで、それ以上は何なにも訊きいてこなかった。 

对于我的回答,加贺只是沉默地点了个头,不再说些什么。

プリントアウトを終おえると、それを彼かれに渡わたす前まえに私わたしはいった。「じつをいうと、少すこしだけ隠かくしていたことがある」 

列印结束后,我把东西交给他之前说道:“老实说,我隐瞒了一点事。”

「そうなんですか」加賀刑事かがけいじは、あまり驚おどろいてはいないようだった。

“是吗?”加贺刑警好像不怎么惊讶。

「読よんでもらえればわかると思おもうよ。事件じけんには関係かんけいないだろうと思おもったし、人ひとに疑うたがいを向むけるようなことは口くちにしたくなかったものだから」

“你看了就知道了。我觉得那和事件无关,而且也不想平白无故冤枉人。”

日高ひだかが猫ねこを殺ころした件けんについてだ。

——是有关日高杀猫的事。

「わかりました。そういうことはあると思おもいます」加賀刑事かがけいじたちはプリントアウトされた手記しゅきを受うけ取とると、何度なんども礼れいをいってから帰かえっていった。

“我知道了,我早料到会有这种情形。”加贺他们接过我列印出来的笔记,再三致谢后离开了。

加賀君かがくんたちが帰かえってからすぐに、今日きょうの分ぶんを書かき始はじめた。つまり彼かれに渡わたした分ぶんの続つづきである。これもまた彼かれは読よみたがるかもしれないが、そういうことはなるべく意識いしきせずに書かき続つづけようと思おもう。そうしなければ意味いみがない。
  

于是,就在加贺他们回去之后,我马上开始撰写今天的部分,也就是接着他们拿走的部分写下去。或许他们会想要接着读,不过我想我还是尽量不要去想这件事会比较好。不然的话,继续写下去就没啥意义了。

事件じけんから二日ににちが経たっている。日高邦彦ひだかくにひこの葬儀そうぎは、彼かれの自宅じたくから数すうキロ離はなれたところにある寺てらで行おこなわれた。出版関係者しゅっぱんかんけいしゃなどが大勢たいせい訪おとずれており、焼香しょうこうするにもずいぶんと並ならばねばならなかった。

事发后已过了两天。日高邦彦的葬礼在离日高家几公里外的寺庙举行,包含出版社的人在内,有很多宾客来访,连想要烧柱香都得排队。

そしてここにもやはりテレビ局の連中れんちゅうは来きていた。スタッフもレポーターも一応いちおう神妙しんみょうな顔かおつきをしてはいるものの、より劇的げきてきなシーンを撮とろうと、蛇へびのような目めをあちらこちらに走はしらせているのが傍はたからもわかった。ほんの少すこしでも涙なみだを見みせる弔問客ちょうもんきゃくがいようものなら、すかさずカメラを向むけるのだった。

这其中当然也有电视台的人。虽然不管是摄影人员或采访记者,全都摆起正经八百的脸孔。不过大家都心知肚明,这些人为了拍摄比较耸动的画面,那一双眼睛就像蛇一般地四处扫视着。只要某位宾客多洒了几滴清泪,摄影机的镜头马上对准他。

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